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日本史は結構面白い5

中学高校と近代歴史をあまり熱心に学習した覚えのない私としては、近代史って?という感じです。古代から歴史学習を始めず、現代から逆進して教えてもらえれば良かったのに。

 今回は、アメリカがどうして日本に対して居丈高に脅すのか、についての話。

日本人というのは下手に出て物を頼んでもだめだ。丁寧にものを頼んでも駄目だ。居丈高に脅かすのが一番効果があるが、あまり脅すと真珠湾のようなことをするから気をつけろ。」とアメリカの外交教科書に書いてあるが如し。

 さて、それはなぜか。

 話は黒船到来のずっと以前に戻ります。アメリカは当時、捕鯨国で補給基地として日本が必要でしたから、外交ルールとしてまずはソフトムードで日本に近づき、日本人漂流者を助けたよと「お土産」として交渉しようと江戸に近づきました。ところが江戸幕府は鎖国中のことですから、漂流民の帰国を拒否。 モリソン号という商船を砲撃して追い返します。

 それでもアメリカは補給基地が必要なので、2度目の使者を送ります。黒船到来の7年前、ペリーの前任者の紳士が、国書を持参してお願いしに来たのです。ところがこれも追い返してしまう。

 三度目の到来になるペリーは、いきなり江戸幕府を脅しつけ、あっさりと開国させてしまったということ。これで最初に書いたようなルールができあがったのかも。

 昭和16年に、日本が清水の舞台から飛び降りる覚悟でアメリカに宣戦布告したのは、なぜかといえば、日本が延々と日清・日露戦争以来築き上げた中国の利権を、全て手放せとアメリカが言ってきたから。それは東京裁判の際に、インドのパール判事が、「こんなことを言われたら、誰だって怒るだろう」といっていたほど強引だった。

 こういうやり方をアメリカがしたのは、それまでのアメリカ外交の流れからして、日本に対して下手に出た時には失敗し、強行な態度を取ったときは、上手くいっているから。 幕末のアメリカに対する日本の対応が、アメリカ人の頭の中にあり、それが日本に対する強硬な態度を生み、それが真珠湾、太平洋戦争へと繋がっているのかもしれない。 

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