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日本史は結構面白い3

日本史講座メモパート3

江戸時代の身分制度を崩壊させた思想とは?

 身分社会であった江戸時代、100人寄れば1位から100位まで順位がつけられるという社会でした。例えば、御三家といっても格の違いあり、同格の大名でも「長幼の序」つまりどちらが年長者か、武士であっても旗本か御家人か。「士農工商」のそれぞれの階級がさらに細分化されていたわけです。
 しかし外国にはそうした身分制度がない、ということを知った人達(勝海舟等)がいて、天皇という至高の存在の前では将軍であろうと百姓であろうと、家来ということでは平等と言う考え方が出てきた。 「一君万民主義」 

 この考え方が最終的に確立されるのが「版籍奉還」。これは土地の主君である大名が自分の領土と人民(家来を含め)を天皇にお返しするということ。
 具体的には、例えば薩摩藩の殿様も家来の西郷隆盛も身分の上下なく、等しく天皇の家来になるということ。このように幕末に生まれた一君万民主義が、明治の版籍奉還にまで繋がっている。
 民主主義の基本は平等で、それを達成するやり方には、キリスト教の神の名の下に王の権限を制限して平等を実現させるという方法。日本では天皇がその代わりになり、天皇の前での平等性を確保し、日本は近代国家になったのです。

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